この記事ではノートルダムの鐘の「いつか(Someday)」の英語歌詞・日本語歌詞を、ちょっとした英語学習のポイントなどを交えて紹介します。Youtube動画も紹介してますので音楽流しながら読んでもらえると嬉しいです。
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「いつか(Someday)」の英語歌詞・日本語歌詞
「いつか(Someday)」の英語歌詞・日本語歌詞をまとめました。曲を聴きながら一緒に口ずさんでみて下さい。言葉のひとつひとつに示唆があり、思いと祈りが込められている詩のような歌詞と日本語訳をご紹介します。
いつの日か
人々が 英知を手にし
世界は 成熟し
大切なことを 学び終えたその時
私は祈る
まだ知らない そのいつの日にか
生きることを 互いを大切に生きることを
Someday
When we are wiser
When the world’s older
When we have learned
I pray
Someday we may yet live
To live and let live
いつの日か
人の暮らしは 平等で
何もかも 満ち足りて
欲深さは 見向きされないとき
Someday
Life will be fairer
Need will be rarer
And greed will not pay
私は祈る
輝かしい未来がその足取りを早め
ここにやってくることを
いつの日か
God speed this bright millennium on its way
Let it come
Someday
いつの日か
この闘いが むくわれて
太陽の光の下で 大地を踏みしめる
光りに満ちた そんな午後
Someday
Our fight will be won then
We’ll stand in the sun then
That bright afternoon
その時が来るまで
太陽の光が 届かない日々でも
顔をあげて 立ち続けよう
あの月に 願いをこめて
‘Till then
On days when the sun is gone
We’ll hang on
Wish upon the moon
暗闇と苦しみに包まれる日もある
祈りが消えてしまったような日もある
それでも 希望を胸に祈る
それは 誰もが出来る大切なこと
There are some days dark and bitter
Seems we haven’t got a prayer
But a prayer for something better
Is the one thing we all share
いつの日か
人々が 英知を手にし
世界は 成熟し
大切なことを 学び終えたその時
私は祈る
まだ知らない そのいつの日にか
生きることを 互いを大切に生きることを
Someday
When we are wiser
When the world’s older
When we have learned
I pray
Someday we may yet live
To live and let live
いつの日か
人の暮らしは 平等で
何もかも 満ち足りて
欲深さは 見向きされないとき
Someday
Life will be fairer
Need will be rarer
And greed will not pay
私は祈る
輝かしい未来がその足取りを早め
ここにやってくることを
いつの日か
すぐそばに
God speed this bright millennium
Let it come
Wish upon the moon
One day Someday
Soon
ディズニー音楽学習シリーズ
ディズニー世界を彩る音楽・主題歌を英語学習向けにまとめた記事です。作品ごと、曲ごとに記事にしているのでぜひご覧ください。
「いつか(Someday)」の英語学習ポイント
Let it come
この歌詞のitは直前のthis bright millennium「輝かしい未来」を指しています。Let A do「Aに〜させる」と合わさり、「輝かしい未来がここにやってくる」と訳されています。
We’ll hang on
Hang onは「しがみつく」という意味で、転じて歌詞では「立ち続けると訳されています。また、くだけた表現として「ちょっとまって」という意味もあります。
Wish upon the moon
Uponは基本的な意味はonと同じです。Uponを用いた表現の例として有名なのがonce upon a time「昔々、ある時」です。ディズニー映画や音楽でも登場する表現ですね。
ヴィクトル・ユーゴー原作の『ノートルダム・ド・パリ』を元に、ディズニー作品としては重いテーマに正面から取り組んだ今作は、興行成績としてはふるいませんでしたが、画像の美しさ、そして音楽の深遠さ、主要キャストを務めた名優たちの演技と共に高く評価されました。
原作と違って、カジモドが人々に受け入れられ、人の未来への希望と共に終わるハッピーエンドは、やはりディズニーならではの人間性への深い信頼感を表わしています。シリアスなシーンが多い中、ちょこちょことディズニーの他作品のキャラクターが顔を出す遊び心も挟み込まれています!ぜひ探してみてください。
これまで、7回も映画化され、ミュージカルにもなっていますが、ミュージカル版では設定やラストシーンが変更されるなど、バージョンがいろいろあるのも特徴です。
おすすめの英語学習方法を実践!
せっかくなので、下記の『ディズニー音楽名曲40選を利用した英語学習をおすすめする理由!』記事でも触れた、おススメの勉強法にそって楽しんでみてください。
もうひとつ、「いつか(Someday)」をいつでも手軽に聴くなら音楽配信サービスが便利です。下記サイトで音楽配信サービスを徹底比較してます。良さそうなサービスがあったらぜひ使ってみて下さい。
「いつか(Someday)」の感想
1996年に公開された『ノートルダムの鐘』は、ウォルト・ディズニー作品34本目として制作された、ヒューマンタッチの感動のミュージカルアニメ―ションです。
15世紀のパリの中心地にそびえたつノートルダム大聖堂。その鐘楼にはひとりの醜い男が住んでいました。まだ赤ちゃんの時に両親を殺され、最高判事のフロローに引き取られたカジモドは、その醜い容姿を理由に外界と隔離され、塔の中に閉じ込められて育てられました。唯一のより所は、ラヴァーン、ユーゴー、ヴィクトルと名付けた3体の石像だけ。誰も信じてくれませんが、純粋な心を持つカジモドにだけ話しかけてくれる親友です。いつか外の世界へと、自由に羽根を広げて羽ばたいてみたい、そんな夢を来る日も来る日も見続けるカジモド。そんな中、年に一度の祭りの日にとうとうがまんしきれなくなったカジモドはとうとう鐘楼を抜け出し、生まれて初めて外の世界へ出て行きます。そこで出会ったのは・・・。
人間の持つ残酷さや差別の意識、異端をはじき出す意識などを描きだすのと同時に、やはり人の持つ温かな愛情や友情、柔らかな心、誰かを大切に思うことの意味などを教えてくれる感動の名作の主題歌「Someday」は、作品の世界観を見事に表している、やはり名曲です。
そんな『ノートルダムの鐘』を皆さんも楽しんでますね。ちょっとだけつぶやきの紹介です。
ノートルダムのSomedayもそうだよね。
一見スケールが大きくて壮大な歌に聞こえるけど、歌詞はとても身近な視点で書かれていると思う。
Somedayっていう表現が、とにかく切なくて。それゆえに作品の主張を引き立てて、素晴らしい大好きな曲!— えももん (@Emomo05) June 23, 2017
ノートルダムのsomedayってすごく綺麗な歌だし、歌詞も良いし、心が洗われる曲の一曲だと思う。
この曲はアラジンとか美女と野獣並みに、世の中に知られてほしい一曲なのに、なかなか知らされず。
(オンクラシックでやってくれ)— さく。 (@77ho851118) July 21, 2018
「ノートルダムの鐘」関連商品
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「ディズニー音楽学習シリーズ」一覧
ディズニー音楽学習シリーズの一覧をまとめました。今回の記事は第16弾の「ノートルダムの鐘」の「いつか(Someday)」です。
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