この記事では動画配信サービス利用に役立つ『セットトップボックス』について紹介します。
動画配信サービスを自宅で使うなら、テレビ画面でみたいと思いませんか。あなたの家にスマートテレビがなくても、『セットトップボックス』があれば出来ちゃうんです。
そこで本記事では自宅のテレビで動画配信サービスを楽しめる『セットトップボックス』について「セットトップボックスが対応している動画配信サービス」「使い方」「おすすめポイント」「評判」の4つを軸にまとめてみました。
テレビで動画配信サービスを楽しめる『セットトップボックス』とは
『セットトップボックス』とは、テレビに直接繋ぐことで、HuluやNETFLIXなどの動画配信サービスをテレビの画面で楽しむことができる機器のことです。
いくつかの種類があり、機種によって視聴できる動画配信サービスが異なっていたり、利用方法や付属機器に違いがあります。
それぞれの機種をみる前に、今回紹介する『セットトップボックス』が対応している動画配信サービスを一覧にして紹介しましょう。
STB機種 | 価格 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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Chromecast | 4,980円 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fire TV Stick (第1世代) | 3,980円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fire TV Stick (第2世代) | 4,980円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fire TV Stick (第2世代・4K) | 6,980円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
U-NEXT TV | 9,800円 | × | × | ○ | × | × | × |
ドコモテレビターミナル | 15,600円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Chromecast(クロームキャスト)の使い方と選ぶポイントはここだ!
STB機種 | 価格 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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Chromecast | 4,980円 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ |

Chromecast
Chromecast(クロームキャスト)はGoogleが販売している『セットトップボックス』です。
Chromecast(クロームキャスト)は価格の安さがポイントです。
この価格帯ではFire TV Stickが競合ですが、スマートフォンを利用したシームレスな操作感を実現しているので付属リモコンで操作するSTBとは異なる使い心地が魅力的です。
また、対応しているサービスは豊富で、主要な動画配信サービスなら一通り利用可能なうえSpotifyなど、Googleストアで購入できるアプリに幅広く対応しています。
ただし、Chromecast(クロームキャスト)はそれ単体では使うことが出来ませんので、「スマートフォン」「PC」「タブレット」のいずれかで専用アプリ(Google Home)をダウンロードするなどして使用する必要があります。そのため厳密にはSTBに分類されません。
Chromecast(クロームキャスト)の評判
簡単
めちゃめちゃ使いやすいです。わざわざテレビ上のアプリケーションを起動する必要もないですし、リモコンで何ステップも操作する必要もありません。スマホでアプリを起動してキャストするだけで簡単に画面に映すことができました。初期設定も簡単です。
主にYoutubeの動画視聴で使用しています
HDの動画もカクつきなく自宅の大画面のテレビで再生できていてとても満足です。こちらの初代のものでも他の動画配信サービスを含めて問題なく利用できております。
Chromecast(クロームキャスト)のまとめ
Chromecast(クロームキャスト)はスマートフォンなどの用意が必要ですが、それさえあれば幅広い動画配信サービスを楽しめる、コストパフォーマンスに優れた『セットトップボックス』です。他のセットトップボックス端末と比べても抑えられた価格なので、手軽に始められるのは大きな魅力ですね。
Fire TV Stickの使い方と選ぶポイントはここだ!
STB機種 | 価格 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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Fire TV Stick (第1世代) | 3,980円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fire TV Stick (第2世代) | 4,980円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fire TV Stick (第2世代・4K) | 6,980円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Fire TV StickはAmazonが提供する『セットトップボックス』です。
付属の音声認識対応リモコンがで操作できますので、他に用意するものはありません。
おすすめポイントは、ASAP(Advanced Streaming and Prediction)と呼ばれるストリーミングの補助機能です。
Fire TV Stick のASAPは「先端的なストリーミングと予測」の略称ですが、英語圏で一般的に使われているASAP(なるべく早く)とかけた言葉のようです。これは名前の通り、ユーザーが再生するであろう動画を事前に読み込み、スムーズに再生できるようにする機能のことです。
この機能のおかげで「Amazonプライム・ビデオ」の動画は素早く再生が可能となります。
※Amazonプライムビデオ限定の機能です
Fire TV Stickの比較
Fire TV Stickは世代や4K対応によって価格が異なります。
Amazonが公開しているスペックをこちらにも載せておきますので参考にして下さい。
比較項目 | Fire TV Stick (第1世代) | Fire TV Stick (第2世代) | Fire TV Stic 4K (第2世代) |
---|---|---|---|
価格 | 3,980円 | 4,980円 | 6,980円 |
映像 | 最大1080p | 最大1080p | 4K UltraHD、HDR、HDR10 DolbyVision、HLG、HDR10+ |
HDR-10対応 | なし | なし | あり |
プロセッサ | クアッドコア 1.3 GHz | クアッドコア 1.3 GHz | クアッドコア 1.7GHz |
ストレージ | 8GB | 8GB | 8GB |
Alexa対応リモコン | 第1世代 | 第1世代 | 第2世代 |
オーディオ | Dolby Audio | Dolby Audio | Dolby Atmos |
最安価格帯でも勝負できる点は大きな強みでしょう。
さらにAmazonプライム・ビデオならASAPの事前読込機能でスムーズな動画体験が楽しめますのでAmazonユーザーにとっては候補筆頭といえるのではないでしょうか。
Fire TV Stickの評判
自宅のテレビはオンライン通信が出来ず、Prime会員特典のPrime Video等をパソコンで見ておりました。パソコンで2時間~3時間の映画を見ると、割と疲れるのがわかり、思い切ってFire TV Stickを購入しました。
結果としては、購入して大正解でした!
Wi-fi環境と、HDMIがあればどこでも簡単に接続できるし、このStick自体がシンプルかつ非常に操作性に優れていてノンストレスで映画も高画質で見れる。おまけに、知らなかったAbema TV等の優良なコンテンツにも出会えました。最近、もっと大きいテレビがほしくなりました。Amazon Fire TV恐るべし!
これ以上なく簡単であり、電波もよく拾います。特に熱ダレすることもないです。AppleTV Chromecast FIRE stickと使っています。FIRE stickが1番便利です。3社ともに長所はあります。プライム、hulu.Netflix、アベマにiPhoneからのミラーリング(アプリ必要)
多種に渡るVOD、1つでも利用しているならまずはFIRE stickを買い足すのが得策でしょう。視聴中の回線速度低下による読み込み直しも1番少ないです。軽いのでプロジェクターにもブスッと!庭で外壁に写せば子供達も喜びます。皆様もレビューに書いてますが、この値段でこんなにできるのは本当にすごいです。200円で買えるOTGのケーブルをかませば、ホリさんなどの2000円以下のUSBコントローラも認識します。
Fire TV Stickまとめ
Fire TV Stickは対応しているサービスが充実しているだけでなく、本体の性能・価格によってユーザー側に選択肢があるという点が嬉しいですね。
またASAP機能や音声認識対応リモコンで使いやすいサービス環境を提供しているところも優れています。特別な設定などをしなくとも簡単に利用できる機器としても初心者の方にもおすすめの『セットトップボックス』です。
U-NEXT TVの使い方と選ぶポイントはここだ!
STB機種 | 価格 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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U-NEXT TV | 9,800円 | × | × | ○ | × | × | × |

セットトップボックス
U-NEXT TVはU-NEXTが販売する『セットトップボックス』です。
注意したいポイントは、U-NEXT以外の動画配信サービスを利用できないことです。
他の『セットトップボックス』では利用できるサービスに制限がないのが普通です。このマイナスを考慮すると、あくまでU-NEXTヘビーユーザー向けの機種と言わざるを得ない仕様です。
『セットトップボックス』としての性能は悪くなく、本体の動作は非常にスムーズなので操作感はグッド。4Kに対応している点を考えると、なんとももったいないという印象です。
U-NEXT専門のSTBなので他の動画配信サービスは利用できませんが、下記サービス・サイトを利用できます。
U-NEXT TVは、U-NEXT公式サイトから購入できます
U-NEXT TVの評判
動作は軽い
ユーザーインターフェースは他社のSTBなどと同様に分かりやすく、動作もサクサクでした。
カラオケサービスにも対応していて面白いですが、他にもU-NEXTに対応している端末があるので魅力はあまり感じない。
あくまで専用端末
U-NEXT専用につくられているだけあって動作はスムーズで文句なし。他の端末では止まることがあったが、これはその点について不満なし。ただしHuluなどの他のVODを利用できないため、そこがネックに感じた。
U-NEXT TVまとめ
Fire TV Stickなどに比べ利用できるサービス数、本体価格の面で大きく水をあけられている印象です。特に、実質U-NEXTしか利用できない状況なので、価格設定を間違えているのではと感じてしまいますね。

とにかく機能を制限されているため、あまりおすすめは出来ない機種と言わざるを得ません。
ドコモテレビターミナルの使い方と選ぶポイントはここだ!
STB機種 | 価格 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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ドコモテレビターミナル | 15,600円 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |

ドコモテレビターミナル
ドコモテレビターミナルは、Docomoオンラインショップから購入できます
ドコモテレビターミナルはNTTドコモが販売するSTBです。
U-NEXT TVと違い、アプリの制限などはありません。ドコモが提供している動画配信サービスすべてに対応している使いやすい機種です。
ドコモテレビターミナルの一番の魅力
ドコモテレビターミナル最大の魅力は対応画質にあります。
というのもドコモテレビターミナルは一番最初に4K対応したSTBですから圧倒的な高画質の4Kを堪能するなら外せない機種でしょう。
また、『セットトップボックス』としての性能も申し分なく、スムーズな動画再生と4Kでなくとも十分にきれいな画質で通常の利用でも楽しめること間違いなしです。
ドコモテレビターミナルの評判
なかなか優れモノOSがAndroid TVというだけあって、ストアからすきなアプリをダウンロード出来て満足。キャスト機能はSTBでは一般的な機能になった印象があるのでそれほど魅力は感じなかったが、4Kが観られたのが非常に良かった。
ドコモユーザーなら◎
自分がドコモユーザーなので迷わず購入しました。dtvとかもテレビで観れてよかったです。他にもAmazonとかから出てる端末があるみたいだけどよくわからないやつを買うよりドコモのを買った方が安心です。
ドコモテレビターミナルまとめ
ドコモを中心とした動画配信サービスの利用を検討しているなら間違いない性能です。またドコモに限らず他の動画配信サービスを利用したい場合でも安定した基本性能の高さから候補の一つとしてあげられるのではないでしょうか。
ただ、価格が高めに設定されている為、ヘビーユーザー向けの製品といえなくもありません。
『セットトップボックス』まとめ
『セットトップボックス』は機種によって価格と対応しているサービスが異なります。特に、U-NEXT TVのように専用の機種ではそれ以外のサービスを一切利用できないので、購入前によく検討する必要がありますね。
また、Fire TV Stickは世代や対応画質で価格が異なる点も押さえておきましょう。
使用感に大きくかかわってくるのは『セットトップボックス』の動作に加えて、操作方法ではないでしょうか。Chromecast(クロームキャスト)はスマホで操作するため、他のセットトップボックスのリモコンと比べて使いやすく感じられるかもしれません。
リモコン式の場合は手元の操作に加えて音声認識が一般的なので、SiriやAlexaのような音声操作に馴染みがある方はストレスなく操作できるでしょう。
今回『セットトップボックス』を実際に比較してみて、やはり利用するサービスと動作環境に合わせた機種選びが重要だと確信しました。
セットトップボックスに対応しているサービス一覧を再掲しますので参考にしてみて下さいね。
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